足利学校と上杉憲実「第8代関東管領」

日本史
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足利学校に行って来ました!(JR両毛線 足利駅から徒歩10分)

足利学校の門

日本最古の大学で、平安初期or鎌倉時代に設立され、関東管領上杉憲実が現存する形に再建したと言われている。

鎌倉時代の金沢文庫のように、学校を作ったり、自前の図書館を作ると言う事は大変名誉な事であり、教養と財力に富んだ関東管領山の内上杉家、上杉憲実としても東国武士に対し存在をアピールするのに相応しかったと言える。

有名な太田道灌もここ足利学校に学んだそうだ。〈太田道灌の記事はコチラ〉

イエズス会の記録にも、東日本に足利学校という大学があると記録されているように、日本全土にその高名は轟いていたようです。千人近くの学生が学んだとされており、大学内にも寄宿舎跡が残っていました。後北条家当主の北条氏康も再建をバックアップし、鶴岡八幡宮にここの仏僧を招いたとされている。

現地に足を運んで、澄んだ足利の空気と清掃された学舎に身を置くと、学問を究めたいとする学生の気迫と、足利家発祥の地であるという土地の空気を感じ取ることができました。(^^)/

足利大学の講堂

門前町にもお蕎麦の名店や、小物屋さんが並んでおり、全然退屈しませんでした。

 お土産に、論語の冊子(なんと100円)を買って帰りました!足利市教育委員会が第11版まで重版していました。

論語を朝夕に音読すると、心が引き締まります、

上杉憲実公は、幼少期から利発だったそうで、見込まれて山内上杉家の養子となり、1419年に10歳で関東管領職に就任しています。教養人であり関東各地に顔が利いたので足利学校、金沢文庫を再建したとされています。

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