伝説の(レトロ格闘)ゲームセンターミカド

Tokyo

 今さらだが、Eゲーム(特に格闘ジャンル系)が世界的なブームである。今は、ストリートファイターVや、鉄拳7が人気のある大会となっている。私も大学生時代、研究室の友人と、近くの1回50円のゲームセンターで初代鉄拳で大いに盛り上がったものである。因みに得意キャラは、カズヤ(俺様主人公キャラ)とニーナ(金髪の美人暗殺者)だ。攻撃で押し切りたい派なので。ストリートファイターは私が不器用すぎて、波動拳をうまく出せず、竜巻旋風脚だけは100%出せるという謎の病気にかかってしまいストⅡは引退した。

波動拳が出せずにぼこられた私

ゲームセンターは友人とワイワイすると非常に楽しい所だが、更に腕を磨きたい場合は、そのゲーセンにいる見ず知らずの人(オッサン)と対戦をすることもある。大概は一方的にボコられ、口も利かずに立ち去ることが多いが、極まれに見ず知らずの人と仲良くなることもある。そういう中、健全な師弟関係やライバルや友情関係が芽生えることもある。

そんな中、2019年に鉄拳世界大会で、衝撃的な事件が起きた。パキスタン代表アルスラーンアッシュさんが彗星のごとく登場し、並み居る世界(日・韓・欧米)の強豪を押しのけ、豪鬼(っていう癖あるキャラ)で圧倒的な勝利を収めるという事件が、格ゲー界を駆け巡った。日本の代表的な選手も全く歯が立たなかったそうだ。

 しかも驚くことに、アルスラーンさんにインタビューしたところ、パキスタンには俺より強い奴が5人以上いる(=俺なんて四天王最弱キャラ)と驚きの発言が飛び出したのだ。格闘ゲーム界に激震が走った!

負けた日本人ゲーマーがパキスタンに飛んだところ、現地の小さなゲームセンターで虎の穴のように、強豪(トラ)たちが切磋琢磨し、負けた人は勝った人になぜ負けたかを会話し、次の対策にる投げるというトヨタもびっくりの改善PDCAがぐるぐると廻りつづけ、アルスラーンさんをはじめとする幾人もの強豪が育っていたというのだ。

 何がいいたいかというとゲームセンターは、遊び場でもあり、社交場でもあり、道場でもあるのである。しかも東京の場末のゲームセンターには、息抜きに脱衣麻雀をするサラリーマンだったり、学校をドロップアウトした行き場のない中高生、また昔ゲームが好きで就職はしたもの、会社のストレスからの癒しをもとめ蛾のようにふらりと立ち寄ってみたりと、どちらかというと社会のメインストリームではない人が集まる場所ではあるが、自分を含めたそんな人たちの憩いの場なのだ。

 ゲーム機、電気代の高騰により、都会のゲームセンターは急速に減ってきているが、そんな中、高田馬場に「ミカド」というから続く老舗のゲームセンタがある。という訳で早速取材してみるよ~(^^)/

ミカド 高田馬場店
店内の様子

2022/3/19 早速取材してきたよ(^^)/

2FでKOF(キングオブファイターズ)の実況を店員さんがやっていました。店内を見て回ると、初代ドルアーガの塔やゼビウスの機体も置いてあり、懐かしさで涙が出そうになりました。ストⅡも初代、‘ダッシュ、ターボが、SUPER等がありました。これ動く奴は日本遊戯遺産として扱うべきだね。もう修理交換する部品や人がいません!

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